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日本にとってスペイン語という言語の市場価値、言語価値はあまり高くない。一方で、英語圏で行われているビジネスは、すでに飽和状態に陥っている。これはグローバリゼーションを考える企業にとっては頭の痛い問題だ。しかし、学校教育で少しは触れたことのある英語に対して、大学機関あるいは個人で学ぶしかないスペイン語という言語は壁が高いと感じるのも事実だ。
さらに、日本人の特性にない「陽気」で「フレンドリー」な南米人を相手にマーケティングを行ったり、南米人のニーズに合わせた商品開発となれば正直何をしてよいものやら、といった所だろう。このページでは、スペイン語という言語や、そのマーケティングについて確認したい。
スペイン語市場はこれから伸びていく市場と思われがちですが、すでにその市場価値は英語、中国語に引けをとらないほど大きなものになっています。情報が少なく、企業展開も難しい、製品やアプリの販売も難しいと思っている方は是非、当記事を参考にしていただければとおもいます。
まず、スペイン語を使う人口はおよそ6億人程度になります。すでに日本に比べても大きな市場価値を持っているといえますね。さらに特徴的なことを述べると、確かに貧困層の多いスペイン語圏ですが、例えば携帯電話やそれに付随するアプリケーションは日本以上の潜在顧客がいると見て間違いはありません。
その理由は、スペイン語圏の方々は「家族」「友人」「知り合い」といった交友関係をとても大切にする傾向があるからです。核家族が問題視されて長い日本とは異なり、こちらでは家族というと兄弟、姉妹、いとこ、おじ、おば、もちろん祖父、祖母も含めてみんな家族という認識が非常に強いです。
そして、その家族間で連絡を取り合う頻度はものすごい多さです。日本に比べたら5~7倍ぐらいは電話していると思います。例えば、我々日本人の感覚では週に一回か二回、いつも家族と話していたら「家族と仲がいい」という印象を受けるはずです。しかし、こちらでは基本的に毎日、暇さえあれば、思い立ったら連絡する。という感じです。
正直な話、私達日本人は、家族と話すことに苦痛を感じる。とまではいいませんがたまに煩わしいと思ってしまうとき、ありませんか?でも、こちらでは連絡する事が普通なのでみんな嬉々として連絡を取り合っています。それはもちろん、結婚したりして実家を出ている人達でも同じです。
その為、人と人を繋ぐようなビジネスモデルは今後どんどん発展していく事と思います。
日本からみれば、これからどんな言語を勉強しようか?と思ったときに、まず出てくるのが英語だと思います。なんだか喋れるとかっこいいし、仕事にも使える言語というイメージが強く、学ぶメリットの多い言語ですね。その次は、2017年現在でも根強い人気がある中国語でしょうか。やっぱりまだまだ中国のいざなぎ景気は続くだろう。これからも中国を相手に勝負をするんだ!そんな風に考えておられるかたもいる事でしょう。
あるいは、一発逆転を狙ってアラブや、インド。といってもそういった国々は基本的に英語ですけれど、、を勉強しようと思う方もいると思います。しかし、私はこれからはスペイン語圏が経済的、文化的に発展をしていき、その取引相手として日本が出てくる可能性が誠に多くあると考えています。
スペイン語が持っているポテンシャルはかなりのものがあると思います。例えば、現在ネイティブ言語として話されている言語世界第2位(1位中国語)さらに利用されてる言語世界第3位(1位中国語、2位英語)もちろん、それだけでなくアメリカの南部と呼ばれる地域では英語だけでなくスペイン語も話されているのでネイティブでなくてもスペイン語を話せる人材の数は世界で6億人ほど存在するといわれています。
また、これらスペイン語圏の国の特徴として、日本のアニメ、漫画が好きな事はよくメディアに取り上げられていますが、それに端を発して日本語を学び始める人というのはおよそ半数に満たないです。
もちろん、十分に多い割合ではありますが、彼らが一番学びたいと思っている言語は英語なんです。しかしその修学率はあまり高くなく、まだまだ一部の優秀な人材のみが英語を操り、仕事をしている。といった感じです。その為、英語を用いてスペイン語圏企業と取引を行うには先々20年間(一度の世代交代分)ほどの期間がかかる事と思われます。
今回は、具体的に個人や国のGDPの数字をみたり、優秀企業を取り上げてみたりといった紹介を省いて、もっと人に寄り添ったスペイン語圏経済がこれから発展していくであろう根拠を発表していきます。まず、スペイン語圏は独自の機器を作ることに長けていると私は思います。これがどういう意味か説明していきたいのですが、まずは、こんな風刺を聞いたことがあるでしょうか?
ドイツ人が発明→アメリカ人が製品化→ イギリス人が投資→フランス人がデザイン→イタリア人が宣伝→日本人が小型化もしくは高性能化に成功→中国人が海賊版を作り→韓国人が起源を主張する。笑
これはいい得て妙というか、非常に国々の特徴を捉えていておもしろい風刺だと思います。しかも事実だというのが素晴らしいです。オチが韓国ですけれど、今回はスペイン語に関する記事ですが、本当に韓国というのは自分達の力を使わずに人のふんどしで相撲を取るのが上手く、それをお金に変えることに掛けては世界一ではないか。と私は個人的に思います。
よく韓国は日本でバカだチョンだと呼ばれますが、それは誤りです。キチンと相手を見極めないと日本は足元をすくわれると思います。それだけは現代の日本の方に警鐘を鳴らして起きたいです。(2014年当時の記事ですが、、2018年現在、すでに追い抜かれていますね。)
さて、ここにスペイン語圏国の話が出てきません。確かにスペイン語圏の国々はなにかを生産しているイメージはありませんし、どちらかというと諸外国の工場などを誘致したり、ありあまる鉱物や原料などを輸出するイメージが強いです。
確かに国を支えているのはそういった原料の輸出や農業といった国が多いですが、実は独自の商品を生産する事もしています。それが明るみに出ない理由は、多言語化して他国に輸出していない。あるいは法規制を警戒してスペイン語圏だけに流通させているからかもしれません。ではどのようなものがあるのか?
例えば、スピーカー。音楽の大好きなラテンアメリカ人はよく車や家、庭などにスピーカーを設置しています。私がラテンアメリカの文化に触れだしたのは少なくとも7年ほど前(2010年)になりますが、まず驚いた事が進化したスピーカーでした。
いまでは日本でも一般的かもしれませんが、スピーカーにUSB端子(ペンドライブ)をダイレクトに付け、そこに入っている音楽を直接流せるように改造されたスピーカーが販売されていました。その時の私は、なんて効率のいい発明だろうか。と度肝を抜かれました。
あるいは、どんなものでも修理してしまう器用さを持っています。パラグアイもそうですがスペイン語圏の人達は折り紙などに関しては不器用ですが、電子機器の取り扱いに長けている人がとても多いと感じます。
つまり、工学系の器用さですね。だから携帯であろうが、パソコンであろうが、カメラであろうが、なんでも直してしまうのです。もちろん、何せ深い知識がなくて模倣から全て直しているので、一度直ってもすぐにまた壊れてしまう事が多いのですが、、。それでもこの工学系の器用さは日本には無いものですから、今後、知識が追いつけば新しいものを発明する力をつけてくると思います。
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