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パラグアイの観光情報について

パラグアイの観光地を見ていこう。

パラグアイにはトリニダー遺跡など有名なものもあるが、観光名所と呼べる場所は少ない。

しかし、パラグアイが誇る水力発電ダムや、大自然など見所はたくさんある。

イタイプダム

ブラジルとパラグアイの国境パラナ川の造られたイタイプ発電所は,両国の共同事業で当時世界最大の出力を誇る水力発電所であった。1975年に着工,1991年に始動した。

ダムの長さは,7700メートル,高さは最高196メートル ,貯水量2010億立方メートル,水の排出量は毎秒58000立方メートルあり,イグアスの滝の約30倍の排出量に当たる。出力70万kw / 時 の発電機が18基すべて作動すれば,1260万kw / 時の発電が可能となる。

発電された電機はパラグアイとブラジルで均等に分けられているが、パラグアイ全部で使う電気はこの発電機、約2つ分の電力ですべてが賄えると言われており、残りはブラジルへ売電している。

元々は電力事情が芳しくないブラジル側からの提案で建設が始まったが観光資源、経済資源に乏しいパラグアイにとっても大変有益となったダムだ。ちなみに観光に行った場合、入場、およびダムを周遊するバスもすべて無料なのでイグアス・エステを訪れた際は是非、いってみよう。

所在地
パラグアイ東南部のアルト・パラナ県エルナンダリアス市(Hernandarias)のパラナ川にかかるブラジルとパラグアイを結ぶ「友情の橋」から14kmの上流地点に建設。

シウダー・デル・エステ市までの距離は15km。

アクセス
グアラニー国際空港(パラグアイ)から市内まで約50km。
アスンシオン市からは 326km、
エンカルナシオンからは 290km。

モンダウの滝

スペイン人がアメリカに到着する以前のグアラニー族時代の休憩所とされていたこの滝は、40mの高さがある3つの大きな滝といくつかの小さな滝で構成されている。一面を覆う白い霧と水が岩に叩き付けられる際に生じる真っ白な霧は圧巻だ。

入場料金は一人20.000Gs.だが、一番大きな滝の麓まで下りるエレベーターに乗るにはさらに10.000Gs.が必要になる。

せっかく行くのであればぜひ、このエレベーターは使用しよう。モンダウの滝の最大の見どころだ。

敷地内には、パラナ県に生存している特有の動植物も楽しめる私立公園があり、展望台やコーヒー館、などがある。イグアスの滝に隠れて見られることの少ない観光地だが、もしも日本にあれば立派な名所になるであろう滝だ。

エステ市に立ち寄る際、少しでも時間があれば立ち寄ってみることをおすすめする。

ブラジルとの国境に近い位置にこの滝は存在しているので比較的行きやすいのだ。

アクセス
シウダー・デル・エステ市から、モンダウの滝までは3km。San Blas大通り、Alejo Garcia大通り、Bernadino Caballero大通りを通ってプレジデンテ・フランコ市(Presidente Franco)までいこう。

サンティシマ・トリニダー・デル・パラナ

1706年、パラグアイで最後に建設されたイエズス会の集落村。トリニダーの教会は、ミッション内でも規模・質的にも都市計画の面でも最も優れた集落村と言われ、集落村の建造や建築技術は時代を象徴している。1993年にユネスコ世界遺産に登録。

主な見どころ

​パラグアイで一番保存状態がよく、規模が大きいものだ。初めて行く人はその意外な大きさに驚くことだろう。

​立ち寄った際には、先住民の家は見ておこう。ほかの集落村と同様に並んで建っているが、異なるのは木の角柱の代わりに石で通路を作る形になっており、個々の住居の前には8個のアーチが公園方面を向いたりする。

​夜には、遺跡がライトアップされ、音と照明を用いたショーが行われている。ガイド付きツアーで、18世紀当時のグアラニー族とイエズス会の生活へと訪問者を誘う趣向が凝らしてある。ツアーはまず、当時の先住民の家に灯されたランプの明りから始まり、風、鳥の鳴き声、雨などの効果音を流しながら、当時の自然の音を再現した後に、先住民とイエズス会の出会いを照明、映像、音楽を用いて再現しているなかなか見ごたえのあるショーだ。

ヘスス・デル・タヴァラングエ

1685年に創立された集落村。1993年にユネスコ世界遺産に登録。ここにある教会(復元)は、他の南米に点在する教会とは異なる特徴がある。3つある入口は、キリスト教とスペイン・アンダルシアのイスラム的な装飾が混合しています。壁は美しい花のデザインで囲まれており、教皇の記章の冠飾りが見られる。

主な見どころ

建物の規模や繊細さから、サンティシマ・トリニダー・デル・パラナ遺跡とともに、イエズス会の建築物を代表するモニュメントとされています。

所在地 
イタプア県とアルゼンチンのミシオネス州にまたがるテビクアリー川とパラナ川に挟まれた場所。

アクセス
エンカルナシオンから、国道6号を北東に28km進んだ場所(路線バスで30分、料金 5,000グアラニ)

入場料金
入場券 25.000グアラーニ 。
サンティシマ・トリニダ・デル・パラナとヘスス・デル・タヴァラングエをあわせた値段。

 

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